赤ちゃんの顔や首などにできているあせもでお悩みのお母さんも多いと思います。そこで赤ちゃんのあせもの症状から予防するための対策方法、薬などによる治療方法などについてご紹介しています。
夏のお肌の大敵「あせも」ですが、気を付けていただきたいのが、このあせもに似た皮膚の病気があると言う点です。特に「汗疹性湿疹」と「汗疱」には気を付けてください。
【汗疹性湿疹】
あせもと似た症状が出ます。
例えば、角質層の下にある組織が刺激されることで汗に含まれる成分・アンモニアなどにより炎症が引き起こされます。これは皮膚の中でも弱く、汗が溜まりやすい場所(主に首のしわなど)にできやすいです。これにより汗の出口が盛り上がってきますが、生来の体質によるところも多いです。
これ等が引き起こされる原因は、基本的にはあせもと同じ。高温多湿と言う環境や、病気などによって高い発熱を起こした際の体温上昇による過剰な発汗など。
しかしあせもと違ってブツブツは出ません。その代わり皮膚はザラザラして赤味を帯び、強い痒みを伴うこともあります。これを治療するためには、その部位に軟膏を塗り、炎症を抑えましょう。痒みが強く、普通の軟膏ではききが弱いと感じた場合は、ステロイドが含まれている軟膏を使ってみると良いでしょう。
【汗疱】
あせもは主に、肘の内側や膝の裏側などの摩擦が生じる場所や、汗が溜まりやすい場所にできるのに対し、この「汗疱」は皮膚の角質が厚いところ(手の平や足の裏などに出来ます)に水膨れができたり、皮が剥けると言うような症状があらわれます。また湿疹化すると赤味と痒みを帯びるようになります。
また、あせもの原因が、暑い時期に発刊なのに対して、「汗疱」になる原因は主に緊張や季節の変わり目などに、掌や足の裏などに汗を多くかく人がなりやすいです。
治療に使う軟膏は尿素が含まれているもので、皮膚を柔らかくする効果があります。かゆみが強い場合は「汗疹性湿疹」同様、ステロイドの入っているものを使用すると良いでしょう。
どちらも一見するとあせもとよく似ていますが、「汗疹性湿疹」も「汗疱」も悪化すると痛みを帯びるようになります。もしも治りが遅かったり、おかしいと思ったら、皮膚科医の診察を受けることをおすすめします。
幼児の顔や首などにできている汗疹を直してあげたいと思っている家族もいらっしゃると思います。そこで幼児のアセモの症状から予防方法やケア方法などをご紹介しています。
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