幼児をあせもにしない為の方法
夏場にできるお肌のトラブルと言えば「あせも」。このあせもは、大人よりも子供にできやすいそうです。
子供は大人に比べて新陳代謝が良いため、大人が汗をかいていないような環境でも、同じ部屋にいる赤ちゃんのは汗をかいている、なんてこともあります。
あせもが出来やすい環境は、高温多湿。ですから部屋を涼しくしたり、風通しを良くすることで、あせもを予防することが出来ます。ビルが多い都市部などでは、クーラーを活用すなどして部屋を涼しくし、あせもができないようにしましょう。
しかし、小さな子供は部屋よりも、外に出て遊びたがりますよね。また、幼稚園や保育園にはいまだにクーラーが設置されていない場合もありますし、設置されていたとしても最近の傾向としてごく弱く設定されていることも多いでしょう。家庭で強めに設定されているクーラーに慣れてしまっているために、中には園に行くと暑さでグッタリしてしまう子供もいるらしいです。
あせも予防のために重要になるのは、かいた汗をそのままにしないのが大事。かいた汗はこまめに拭き取るようにしましょう。特に気を付けていただきたいのが、皮膚が柔らかく汗が蒸発しにくい肘の内側や膝の裏側、首筋など。こういった場所は、濡れタオルでたたくように汗を拭きましょう。
また、汗を吸い取った服は、すぐに着替えるようにした方が良いです。
汗疹は裸や、それに近い状態でいるとかえってできやすくなってしまいます。涼しいからと言って、そう言った格好は避けるようにしてください。更に、皮膚の表面に汗やほこりなどが付着することで、雑菌が繁殖しやすくなったりもします。また、洋服の素材は吸水性が良い、木綿やガーゼなどを選ぶようにしてください。
もちろん、お風呂に入り汗を洗い流すのも重要。日中にかいた汗はあまり長湯をせず、シャワーでさっと洗い流したり、日なたなどの暖かい場所で行水（ビニールプールなど）をさせてみてください。
頭や顔や首にあせもが出来やすいお子さんは、髪の毛を束ねたり、ショートカットにしたりするのも手です。寝るときにアイスノンを使ったりするのも良いと思います。
