赤ちゃんの顔や首などにできているあせもでお悩みのお母さんも多いと思います。そこで赤ちゃんのあせもの症状から予防するための対策方法、薬などによる治療方法などについてご紹介しています。
エクリン汗腺ってご存じですか?
このエクリン汗腺、汗を分泌する器官なのですが、生まれた時から大人になるまで、その数は変わりません。
さて、このエクリン汗腺の数が大人のそれと同数であると言うことは、体の小さな赤ちゃんは、単位面積あたりの発汗量が大人よりはるかに多いと言うことになりますね。
そして赤ちゃんは高温多湿…まさしく日本の夏のような環境に身を置くと、簡単にあせもができてしまうのです。またこのあせも、確かに夏にできやすいのですが、夏だけでなく冬でも暖房のかけ過ぎや、服の着過ぎなどにより生じてしまう場合もあります。
中にはエアコンの冷風が赤ちゃんの身体には良くないと考えるお母さんもいますが、よく考えてみてください。30度を超える日が続くと、身体がすでに作られている大人でもグッタリしてしまいますよね?
エアコンは室内の温度を整えることで汗のべたつきを抑えたり、あせもを防ぐだけでなく、赤ちゃんにとって快適に過ごせる環境を整えることもできます。過剰な使用をしなければ、エアコンを使うことは決して悪いことではありません。とは言え、エアコンを使用する際には、冷やし過ぎないように気を付け、冷風が身体に直接体に当たらないように気をつけるようにしてください。
赤ちゃんの場合は、あせもを防ぐのに適した乳児の夏服を着せるのも効果的でしょう。襟付き袖付きの体にフィットしたものです。
ノースリーブの夏服は、一見するととても涼しそうに見えるのですが、実は脇の下にあせがたまり、蒸発しにくいため、かえってあせもが出来やすくなってしまうのです。また襟ぐりが大きく開いている服も同様、汗疹が出来やすい場所の一つである首筋の汗を吸い取ってくれないので、かえってあせもが出来やすくなります。
ぶかぶかの服の方が涼しげではありますが、赤ちゃんにとっては肌にぴったりフィットした洋服のほうが汗をよく吸い取ってくれるので、あせもの予防に一役買ってくれるのです。また、汗をかいたらそのままにせず、こまめに着替えさせましょう。
あせも予防の基本は、かいた汗をそのままにせず、肌を清潔に保つこと。また、暑いからと言ってあまり頻繁にシャワーを浴びさせるのもかえって良くありません。頻繁にシャワーを浴びたりお風呂に入ることで、皮膚がふやけて汗腺をつまらせるので、あせもを酷くさせてしまうこともあります。
シャワーは多くても1日3回程度までにおさえ、肌に刺激がある石鹸もあまり使わないようにした方が良いでしょう。
幼児の顔や首などにできている汗疹を直してあげたいと思っている家族もいらっしゃると思います。そこで幼児のアセモの症状から予防方法やケア方法などをご紹介しています。
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